本記事は、2024/07/09に改訂され、7/16に改訂取り下げ・旧版への差し戻しがされましたPlottガイドラインについて述べたものであります。
改訂の取り下げがありましたので、ケーラの対応として本記事に書かれている内容も一旦取り下げといたします。
ガイドラインが再び改訂されましたら、改めて対応の周知をする予定です。
このたび、7月9日に改訂されました株式会社Plottのガイドラインについて、不明点の指摘と、ケーラの今後の対応についてご説明申し上げます。
本ページの閲覧に当たっては、次に提示する資料をご確認いただくと理解が深まると思います。
1. Plottの旧ガイドライン(Wayback Machineによるアーカイブ)
本ページでは、このガイドラインを「旧ガイドライン」と呼ぶことにします。
2. Plottの新ガイドライン(2024年7月15日閲覧)
Plott新ガイドラインのコピー(ケーラによる)
本ページでは、このガイドラインを「新ガイドライン」と呼ぶことにします。
・旧ガイドラインでは、「目的」の欄から推察するに、Plott社のすべてのコンテンツを対象としていたが、新ガイドラインでは「本ガイドラインの対象」にて特定のコンテンツが指定されたため、ここで指定されなかったPlott社コンテンツに適用されるガイドラインが消滅した。指定されなくなったコンテンツの取り扱いについての情報が不足しており、不親切である。
・過去もしくは現在に公表されているガイドラインにおいて、遡及適用の有無(過去にさかのぼって適用されるか)が明確にされていないため、旧ガイドラインと新ガイドラインで競合する部分について、過去に行われた行為にも適用されるのか不明である。(これは、すでに投稿された二次創作の取り扱いを精査するうえで問題になります。)
・以下の記述について、不明点が複数ある。
【問題となる記述】
「禁止される利用について」の項に記述された以下のもの。
「ファン同士の直接販売、直接配布であることを前提とし、オンライン上で営利目的の創作物の販売を行わないこと。(例:ネットプリントやオンライン上の個人通販サービスなど、第三者に利益が発生しているもの)」
(a) 「ファン同士の直接販売、直接配布であることを前提とし」について、この前提が禁止事項に抵触するものなのか、これを前提としなければ禁止事項に抵触するのか、どちらかわかりづらい。
(b) 例として示されている事項が、その条項の例として不適切である。(営利目的での販売を禁止する本条項の例として、第三者に利益をもたらすものを挙げているが、第三者に利益をもたらすだけでは一般的に「営利目的」と呼べない。)
※(b)についてケーラが個人的に推奨する改善案:例として示してあるものを、新しい条項として別に定める。
・「禁止される利用について」の項にて、「非営利目的(利益を産まない)」との文言があるが、誰にとって利益を生まないものを指すのか明確でない。
ここで、先ほどの条項にて第三者に利益をもたらすものを禁止していることから、「利益を産まない」とはPlott以外の誰もを含んでいると解釈することもできそうだが、「許諾される利用について」の項の(1)にて許諾されている「インターネット上での配信」は、例えばYouTubeに投稿するとGoogleに利益をもたらすので、ここで競合を生む。
・「秘密結社ヤルミナティー」が新ガイドラインの対象から除外されたため、このチャンネルの二次創作を主とする動画の配信は行わないものとする。
・既存の投稿作品の公開は、Plottから新たな声明が出ない限り継続するものとし、新たに声明が出された際に改めて検討するものとする。
・プロフィール画像として随所に採用されている画像は二次創作作品であるが、これの使用は一部継続するものとする。ただし、メインチャンネルなどは変更を検討する。
・「秘密結社ヤルミナティー」の二次創作は制作会社に公認されたものと言えなくなったため、公認されているとの趣旨の表示は削除する。
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